2013年10月
淡路島でひらかれる縄文まつりに誘われました。
廃校になった小学校をつかって、衣食住にまつわる諸々を学んだり、みんなで演奏したり。
草木や泥で染める。茅で屋根を葺く。土で壁をつくる。石の笛を吹く。
自然が与えてくれるものを、どう扱えばいいのか。
面白いほど、村での暮らしに繋がっていく。
やりたいこと、知りたいこと、どんどん膨らみました。
一気にたくさんの仲間ができました。
重ね煮。みんなで食べる。
音楽室でまなぶ。
茅葺き職人の育弥くんは、兵庫県の田舎育ち。
身のまわりの植物や虫や動物や。小さな頃から大好きなんだろうな、ほんとうに詳しい。蛙のことを話してる時が楽しそうで、「あまみず」はそんな彼を思い浮かべながら奏でました。夏の前後、そこいら中、蛙たちで溢れかえります。草野心平さんの「誕生祭」という賑やかな詩のように。
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縄をなう。
竹で楽器をつくる。
勢いで、バリ島にまで。
縄文まつり主催の笹山かおりさんには、たくさんたくさん繋げてもらった。写真を振り返ってみると、そこここに。よく遊びました。
草木染めのkittaさん。
彼女が染める布は、例えば「赤紫」といっても一色じゃなくて、何億色もグラデーションがあるように見えます。自然から頂いた色は、豊かです。
そんな豊かな母性に溢れるkittaさんが「おむすひに入ってる『Horo』が好き」と言ってくれたので、何か歌い返したいなあと出てきた曲が「ぬのふね」です。 |